大熊町および株式会社コネクトアラウンド、
企業立地に関する基本協定を締結

令和5年1月23日

福島県大熊町
株式会社コネクトアラウンド

福島県大熊町(以下、大熊町)と株式会社コネクトアラウンド(以下、コネクトアラウンド)は、「企業立地に関する基本協定」(以下、本協定)を本日締結いたしました。

協定書調印式Fun Eat Makers in Okuma ~つくる・たべる・であう~
1. 背景・趣旨
東日本大震災および、福島第一原子力発電所事故によって、大熊町の農業は震災後11年以上にわたり農地を放置せざるを得ない状況が続き、農地の荒廃が進んでおります。これに対して町は、令和4年3月、本格的な営農再開をめざす、「大熊町営農再開ビジョン」を策定いたしました。これは、新たに就農を希望する人たちがその経験やノウハウの蓄積に頼らずとも、誰もが就農し易い環境を整備していく計画となります。また、令和4年6月30日には特定復興再生拠点区域の避難指示も解除され、いよいよ大熊町の中心地であった大野駅周辺の復興も始まりました。
コネクトアラウンドは、アグリテックやユニバーサルなワークフローを導入した6次化農業を推進し、新たに就農を希望する人たちがその経験やノウハウの蓄積に頼らない、誰もが就農し易い環境を整備していくことをすすめております。
この度、令和6年7月から大熊中央産業拠点に、コネクトアラウンドが運営をおこなう、「Fun Eat Makers in Okuma ~つくる・たべる・であう~」を立地することが決定したため、大熊町とコネクトアラウンドとの間で、本協定を締結いたしました。
2. 本協定の内容・目的
本協定は、大熊町とコネクトアラウンドが大熊中央産業拠点に拠点等を設けることについて合意するものです。併せて、両者が相互に密接な連携を図り、基本的な事項を定めることにより、コネクトアラウンドの立地計画を円滑に促進することとともに、自然環境の保全や生活環境対策など、地域の諸課題に迅速かつ的確に対応することを目的としております。
3. 大熊中央産業拠点でのコネクトアラウンドの事業内容
Fun Eat Makers in Okumaは、様々な人が農業に関わり(つくる)、美味しくて体によい食(たべる)を通じて、たくさんの人が大熊町とつながる(であう)場所です。これを実現するべく、「高付加価値農業生産エリア」「食を楽しむエリア」「様々なプロフェッショナルがつながるワーケーション滞在エリア」の3つのエリアで構成する建物と、「大熊町と様々な人がつながる」半屋外エリアと「大熊町の自然の景色とつながる」屋外エリアの5つで構成されています。

本事業は、自立・帰還支援雇用創出企業立地補助金(製造・サービス業等立地支援事業)の対象として、経済産業省により採択されたものです。
4. 計画概要
立地場所福島県双葉郡大熊町大字下野上字原
特定復興再生拠点区域内 大熊中央産業拠点
敷地面積13,967.80㎡
事業内容高糖度・高収穫栽培(ミニトマト、無農薬栽培リーフレタス)、レストラン、物産・地域交流スペース(予定)
雇用計画6人(予定)
施設着工令和5年7月着工(予定)
操業開始令和6年7月竣工(予定)
5. 株式会社コネクトアラウンドの概要
社名株式会社コネクトアラウンド
(株式会社クリーク・アンド・リバー社 100%出資会社)
代表取締役社長浅井 司
資本金45,000千円
本社所在地東京都港区新橋四丁目1番1号 新虎通りCORE
事業内容農産物および食料品の生産・加工・販売/レンタルワークスペースの運営/飲食業/ブランディング・プロモーション

大熊町およびコネクトアラウンドは、今後もより一層連携を深め、さらなる地域の活性化や産業振興に取り組んでまいります。

以上

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